2009.04.30 Thursday
『阿修羅のごとく』
向田邦子脚本/森田芳光監督
興味深いのは、母(八千草薫)と長女(大竹しのぶ)の
対照的な着こなし。
(この母を見て育って、何故こういうセンスに???と
ちょっとツッコミたくなるけれど笑)
ラスト近く、母が好んで着ていた着物を、そのまま
三女の滝子(深津絵里)が着て立ち働くシーンがある。
まったく同じ着物、同じ帯で、父(仲代達矢)の目に
在りし日の母の姿をだぶらせる印象的なシーン。
でも、ちゃんと滝子の着こなしになっているのが
なんかいいな、と思った。
しゃっきりした硬さのある織の着物(大島紬?)を
母はあくまでも柔らかく、娘は、その若さゆえか
その生地の持つ硬さが際立った初々しい着こなし。
長女との対比とは、また違う意味での対照的な着物姿。
でも……若かりし母は、きっと、こんな風に着ただろう。
そんな、自然な着こなしが印象に残った。
これからとりかかる仕事の資料に、着物姿をちらりと確認だけ……
なんて思って、観始めたのが運のつき。
(ま、それが夜中の3時ってとこからして間違ってるのですが)
ついつい最後まで観てしまい、気がついたら
すっかり外は明るくなっておりました。。。
興味深いのは、母(八千草薫)と長女(大竹しのぶ)の
対照的な着こなし。
(この母を見て育って、何故こういうセンスに???と
ちょっとツッコミたくなるけれど笑)
ラスト近く、母が好んで着ていた着物を、そのまま
三女の滝子(深津絵里)が着て立ち働くシーンがある。
まったく同じ着物、同じ帯で、父(仲代達矢)の目に
在りし日の母の姿をだぶらせる印象的なシーン。
でも、ちゃんと滝子の着こなしになっているのが
なんかいいな、と思った。
しゃっきりした硬さのある織の着物(大島紬?)を
母はあくまでも柔らかく、娘は、その若さゆえか
その生地の持つ硬さが際立った初々しい着こなし。
長女との対比とは、また違う意味での対照的な着物姿。
でも……若かりし母は、きっと、こんな風に着ただろう。
そんな、自然な着こなしが印象に残った。
これからとりかかる仕事の資料に、着物姿をちらりと確認だけ……
なんて思って、観始めたのが運のつき。
(ま、それが夜中の3時ってとこからして間違ってるのですが)
ついつい最後まで観てしまい、気がついたら
すっかり外は明るくなっておりました。。。